当科の浦岡俊夫教授が、潰瘍性大腸炎の新たな治療方法としてアミノ酸を原料とした吸収性局所止血材による治療を世界で初めて実施しました。
潰瘍性大腸炎の治療では複数の薬が組み合わせて使用されていますが、局所での組織修復を促進させる薬はないため、今回の特定臨床研究によって有効性と安全性が確認されれば、潰瘍性大腸炎の患者にとっては大きな福音となることが期待されます。
※吸収性局所止血材(製品名:ピュアスタット):
生体内に存在するアミノ酸を原料とした止血材。浦岡教授と株式会社スリー・ディー・マトリックスが開発を進め、日本では厚生労働省の薬事承認を取得し、2021年12月より保険償還品として同社が販売。
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